ベトナム語の人称代名詞の一覧と使い分け

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ベトナム語は、相手との年齢や性別、関係性によって、人称代名詞を使い分けます

使う判断基準を下記にまとめました。
1人称の説明

1人称の場合

ベトナム語説明
con自分が相手の子供と同年代、自分が一般的な「子供」の場合
em自分が相手の弟・妹と同年代、一般的に相手より年下の男性・女性の場合
anh自分が相手の兄と同年代、一般的に相手より年上の男性の場合
chị自分が相手の姉と同年代、一般的に相手より年上の女性の場合
自分が相手のおばと同年代、あるいは女性の先生の場合
thầy自分が男性の先生
chú自分が相手の父親と同年代、もしくはそれより若い年代の男性の場合
bác自分が相手の父親より年上の年代の男性の場合
bác自分が相手の母親より年上の年代の女性の場合
ông自分が相手の祖父と同年代、一般的に年配の男性の場合
自分が相手の祖母と同年代、一般的に年配の女性の場合

2人称の場合

ベトナム語説明
con相手が自分の子供と同年代、一般的な「子供」の場合
em相手が自分の弟・妹と同年代の場合、一般的に自分より年下の男性・女性の場合
anh相手が自分の兄と同年代、一般的に自分より年上の男性の場合
chị相手が自分の姉と同年代、一般的に自分より年上の女性の場合
相手が自分のおばと同年代
chú相手が自分の父親と同年代、もしくはそれより若い年代の男性の場合
bác相手が自分の父親より年上の年代の男性の場合
bác相手が自分の母親より年上の年代の女性の場合
ông相手が自分の祖父と同年代、一般的に年配の男性の場合
相手が自分の祖母と同年代、一般的に年配の女性の場合

上記以外の2人称

bạn相手が同年代、どの2人称を使えば妥当か不明な場合
相手が女性の先生の場合
thầy相手が男性の先生の場合

3人称

3人称にするためには、1人称 / 2人称の単語の後に、ấyをつけます。

例)
anh ấy, chị ấy, ông ấy

※家族・親族関係や身分などの関係性による人称代名詞の判断基準が、年齢より優先度が高いです。

例えば、夫婦や恋人関係の場合、夫は、常に、“Anh”で、妻は“Em”です。

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