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もし〜なら

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1.9.4
第54回目の授業では、仮定の表現「もし〜なら」について学びました。
前回は、「〜だけ」といった限定の表現について勉強しました。

では、例文をみてみましょう。

[1] Nếu đi bằng xe điện thì mất khoảng 2 tiếng.
[2] Có tiền thì tôi sẽ đi du lịch nước ngoài.

[1]の文

“Nếu…thì”はベトナム語の仮定の表現です。

Nếu A thì B.

「AならB」という意味になります。英語のif文に該当します。

“bằng”は、手段・方法を表す前置詞です。

bằng + 手段・方法

“xe điện”は「電車」という意味です。
したがって、”Nếu đi bằng xe điện thì”で、「電車を使って行くなら」と仮定の話をしています。

“mất”は「かかる、費やす」という意味の動詞です。

mất + 時間

ベトナム語で1時間、2時間などと表現する場合は以下のようになります。

数字 + tiếng

[2]の文

仮定の文章ですが、”nếu”がありません。口語の場合、”nếu”を省略することが多いです。

A thì B.

“sẽ”は予定や意思、遠い未来の時制を表現する時に使います。

sẽ + 動詞

“nước ngoài”は「外国」という意味です。

例文の日本語訳

[1] もし電車で行くなら、だいたい2時間かかります。
[2] お金があれば、私は海外旅行にいくつもりである。

今回のレッスンのポイント

1.仮定の用法
Nếu A thì B.
A thì B.※口語で使う場合が多い
2.手段・方法の前置詞
bằng + 手段・方法
3.かかる、費やす
mất + 時間
4.XX時間
数字 + tiếng
5.予定や意思、遠い未来の時制
sẽ + 動詞

単語メモ

đi:行く
bằng:〜によって、〜を使って、〜で
xe điện:電車
mất:かかる、費やす
khoảng:約、だいたい
tiếng:時間
có:持つ
tiền:お金
đi du lịch:旅行に行く、観光に行く
nước ngoài:海外、外国

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