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1.3.3
第12回目の授業では、ベトナム語の形容詞ついて学びました。
前回は、ベトナム語の日付についてやりました。
例文をみてみましょう。
[1] A : Em khoẻ không? [2] B : Dạ, em khoẻ.
[3] A : Anh có mệt không? [4] B : Tôi không mệt.
[1]の文
ベトナム語の形容詞の疑問文の形です。
主語 + 形容詞 + không?
“khoẻ”は「元気な」という意味の形容詞です。
[2]の文
“Dạ”は丁寧語の一種です。日本語でいう「はい」と同じニュアンスで使われます。
形容詞の肯定文の形は以下のとおりです。
主語 +là+ 形容詞
英語の感覚だと、”主語 + be動詞 + 形容詞”となりますが、
ベトナム語の場合は、be動詞にあたる”là”は使いませんので注意してください。
また、この文において、”em”は1人称の「私」として使われています。
実は、2人称だけでなく、1人称としても使えます。相手が年上の場合、”em”を使います。
“Tôi”ではないのか…?と思われるかもしれませんが、ベトナムの日常会話で”Tôi”はめったに使いません。
その理由はコチラを参照してください。
[3]の文
ベトナム語の形容詞の疑問文の形ですが、[1]と違って、主語と形容詞の間に”có”が使われています。
“có”がある場合、丁寧な疑問文になります。日本語でいう「〜ですか?」という感覚です。
“mệt”は「疲れる」という意味の形容詞です。
[4]の文
ベトナム語の形容詞の否定文の形です。
主語 + không + 形容詞
例文の日本語訳
[1] A : 元気? [2] B : はい。私は元気です。 [3] A : 疲れていますか? [4] B : 私は疲れていないよ。
今回のレッスンのポイント
1. 形容詞の肯定文
主語 +là+ 形容詞
2. 形容詞の疑問文
主語 + 形容詞 + không?
3. 形容詞の否定文
主語 + không + 形容詞
4. 丁寧な返事
Dạ
5. 丁寧な疑問文
主語 + có ...?
6. 1人称の”em”
相手が年上の人の場合
単語メモ
khoẻ:元気な
dạ:はい
mệt:疲れる
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